勝つには勝ちました。プレーオフの望みもつないだと言っていいでしょう。ただまだ納得できるレベルかというといま一つです。

  • カトラーのパスに関しては足で時間を稼いで決めたパスが多く、デザインされて決めたものとは言い難いです。いまだにタイミング重視のマーツオフェンスに慣れてない感は否めません。
  • ランに関しても平均ではかなり許しているビルズに対してなのでもっと出してほしかった。OLに関しての問題がやはりまだ残っています。まあ、今日の勝利は多少の自信にはなったでしょうが。
  • ちなみになんとかフォーテイがラン49ヤードでカトラーを越しました。余りにも走れてなかったのでカトラーがトップラッシャーになるかと思いました。
  • STでTwistがありました。リンデルがキャリア初のPATミス。ゴールドも42ヤードのFGをミス。微妙に流れを変える形になりました。
  • ランディフェンスは46ヤードと好調を維持。しかしながらパスはFitzにサクサク通された印象が強く、294ヤード献上。パスプロの良さを見せつけられましたが、パスディフェンスのザルさ加減も露呈した感じ。
  • パスラッシュに関してはここのところペッパーズが余り強い印象を見せていません。シーズン後半もうちょっと頑張ってくれないと困ります。まあ地味に存在感があると言えばありますけどね。やっぱりサックが見たいっす。
  • 3rdダウン、Red Zoneオフェンスに関しては改善できていたと思いますが、まだオフェンスは迷いがあるというか、マーツオフェンスを50%ぐらいしか実現できていないのではと思います。
  • ランとパスの割合はこの試合はバランスが良かったです。正直このぐらいのバランスがいいでしょう。フォーテイとテイラーを二人同時に入れるという話もありましたが、余り29番と22番を同時に見た記憶はありません。
  • 殊勲賞はジェニングスですね。INTもありましたし、タックルもきっちり決めてました。タックラーとして仕事をすると評価される傾向にあるので、先発に定着しそうです。
  • ちなみにカトラーはディフェンスについていければ何とか勝てる、みたいなコメントしてます。本音でしょうね。オフェンスの成熟度合いが余りにも低い。

今後の課題はやはりまだオフェンスでしょう。パスディフェンスも少し改善が必要ですが、ウチのCB陣では仕方のないレベルかもしれません。それにしてもFitzが今日は落ち着いていました。日々成長しているんじゃないでしょうかね。

かなりフラグも少なかったし、審判も良かった試合でした。まあきわどいプレーがないレベルの低い試合だったという置き換えもできるのかもしれませんけどね。

ビルズに関してですが、0-7という記録はあったものの、見ていてかなり良いチームだと思いました。WRジョンソン(それにしてもアンドレ、カルヴィン他WRにジョンソン多くないか?)のこと全く知りませんでしたが、かなり活躍されちゃいました。良い選手ですね。145ヤードって少しあげすぎですけどね。

Fitzは落ち着いててよかったのですが、びるずだいなすてぃさんが仰っていたように、勝負強さに欠けているという点は納得できる感じでした。フランチャイズQBがいるチームだったらボコボコにされてたかもしれません。

ディフェンスに関しては攻め手を欠いたところで何とか攻撃できていた印象が強いので、これでLBメリマンが加わると意外と勝ち星をあげてきそうな気がします。熊軍団はCARとも対戦してましたが、CAR戦の時にあった安心感は皆無でした。本気で負けると思った瞬間もありましたんでね。

何度も言いますがここまで大きな怪我がないのは非常にいい。今年の熊さんは健康です。これは本当に大きいよ。特に後半戦Depthの厚さは大きく影響してくると思いますけどね。

来週はホームでMINと対戦。それにしても北地区の試合、来週ホームでやったらあとはアウェーしか残らないのか、、、。キツイな。ここから先はMIN、@MIA、PHI、@DET、NE、@MIN、NYJ、@GBというスケジュール。

10勝をプレーオフラインに置くとして、このスケジュール5-3は結構きついかなぁ。