最終戦。第1シードの芽が残っているものの、条件としてATL、NOが揃って負けた上にベアーズが勝たなきゃいけないということで、基本的にベアーズのモチベーションは

  • GBのプレーオフの芽を砕く。
  • 地区内対決全勝

という点に尽きるかと思います。

GB自体プレーオフにふさわしい(少なくともSEAやSTLよりね)チームですし、仮想プレーオフとしてもいい試合でしょう。

ここまでRBグラント、TEフィンリーなど大きな戦力を失いながら、エースQBロジャースとマシューズなどを擁するディフェンスがチームを引っ張ってきた感のあるGB。スーパーボウル候補といわれながら怪我に泣かされたシーズンとなりました。まだもちろん可能性は残されていますが、ベアーズの健康状態に比べるとやはり対照的です。

GBとしてはこれに勝てばNYG、TBの上に立って第6シードの獲得になります。よって仮に勝ち上がってもATLとの試合になるため、NFC Championshipまでベアーズと対戦することはありません。今週以降、どんな筋書きが待っているのか、楽しみですね。

さて、ベアーズの怪我人ですが、今週はWRベネットが足首を痛めていて今のところ練習を休んでいます。先週も痛めていたので、特にプレーオフの位置に影響しない試合ということを考えると休ませる可能性は高いでしょう。

ピサに関してはフル参加となっています。クルツも休みましたがベテランの休養日ということで特に怪我ではないです。目立った怪我は他にはありません。

GB側で目立つのはOutとなっているSビグビーぐらいでしょうか。他にもリストされていますが、主力級は限定参加という程度が多いです。

ソルジャーフィールドで対決した1戦目はランは完全に封じられています。この試合、両チームを通してトップラッシャーがカトラーですからね、お互いに封じあったわけですが、とにかくヘスターのパントTDもあってなんとか勝ったという試合でした。そこから試合を重ねてだいぶベアーズの印象が変わってきました、特にオフェンスは進化していますし、被得点でNFL2位のパッカーズ相手にどこまで得点できるか、そして調子を上げてきているフォーテイのランがどこまで出せるかが見ものです。

OLが良くなってきていることを考えると、そこそこ得点できると思います。この試合はいいテストになるでしょう。

接戦になると思いますので、最初からディフェンスがどこまでロジャース率いるオフェンスを封じ込められるかは大きな鍵です。ハリスもINTをここのところ量産していますが、正確無比なロジャース相手にそれができるかどうか。

相手はプレーオフに滑り込みたいという気持ちが大きいですから、かなり厳しい試合になるはずです。ここで叩けると実力は本物でしょう。実質的な影響は無いものの、スーパーボウルに一歩近づけると個人的には思っています。

それにしても怪我のレポートを見るとベアーズの健康状態が非常にいいのが分かります。HHがシーズン序盤で抜けたためにLBが薄いと見てますが、それ以外のポジションは層が厚く、ローテーションでプレータイムを限定し、比較的フレッシュな状態を保てている状態です。

これに関してSハリスは最初不満を漏らしていました。ルーキーのライト、マニングと3人でスナップを分け合っている状態だったためですが、最近は意見が変わって、これによってWeek17に入っても今までになく体のコンディションがいいと話しています。

特に当たりの多いS、DLでそれが出来ているのは大きいですね。DEはペッパーズ、イドニジェ、ウットン、メルトンとまわせていますし、メルトンはインサイドにも出ています。タックル陣はハリス、トエイナ、アダムス、ハリソンにメルトンを加えて、スナップを分け合っている。これで個人の負荷を減らすことが出来ています。

回しながらもメルトン、ウットン辺りの活躍は目覚しい。DL全体のパフォーマンスが今年は非常に光っています。ペッパーズ効果というものでしょうか。先発以外を見ると、ここ最近ではファーブをサックしたウットンのプレーが印象的です。

ファンとしても過去2年は怪我が多く、どうしても鬱憤がたまる日々でした。そしてなにより今年はアーラッカーが復帰したのが大きいでしょう。HHは昨年アーラッカーの穴を上手く埋めてくれましたが、それでも昨年の彼の不在は非常に大きかった。今年返り咲きという形でプロボウルに選出されましたが、この栄誉は文句なしでしょう。

周囲は何もかかっていない試合ということでPickでは10ポイント差でGB勝利の予想となっています。私個人の予想としてはそれを覆してベアーズが勝利できる試合ではないかと思っています。GBホームで厳しい試合になることは明らかですが、Week 3から進化した姿を見せ付けてほしいものです。