DTアダムス解雇も合わせて。
2007年に契約したアダムスもここで解雇。昨年はスナップ数も減ってしまいました。若手のパイア、オコイェが台頭したことで余剰人員となりました。年齢もちょっといっていましたし、納得でしょうか。

さて、そんな解雇劇があったDTを振り返りましょう。2011年のスタッツから。


No Name T(S) T(A) SackFF
#69 ヘンリー・メルトン 18 6 7
#75 マット・トエイナ 110
#91 アモビ・オコイェ 18 4 0
#92 スティーヴン・パイア 86 2
#95 アンソニー・アダムス 13 3 0
#96 ジョーダン・ミラー- - - -

メルトンは立派な数字です。こんなにサックしているとは思いませんでしたが、まだまだのびしろがありそうな感じなので、2012年シーズンも期待できます。

昨年地味にも活躍したトエイナは今年は数字が下がっています。サックはゼロ、タックル数も少ないです。むしろパイア、オコイェの方がいい数字を残しています。試合の出場数はこちら。

パイア11試合、先発なし
トエイナ12試合、全先発
オコイェ16試合、先発1試合

これを考えると、トエイナの数字がちょっと悪いことに気付きます。スナップ数のスタッツがありませんが、先発であることを考えると、もう少しやってもらわないとまずいです。地味に上がってきたトエイナですが、補強次第では切られる可能性も出てきました。

オコイェは余り情報が出てきていませんが、チームは再契約したいはず。オファーしているのか分かりませんが、本人もいい流れだと思っているでしょうし、コロコロチームを変えるよりは残留を希望していると思いたいです。

パイアもシーズン当初は少し心配しましたが、膝の状態があったのか、後半徐々に上げてきた感じです。元々アメフト歴自体短い選手ですし、その点を考慮しても1年目から大活躍、ということがないのも今考えれば納得です。ちょっとシーズン前に期待しすぎた感は否めません。

メルトンはEndで使うこともあるため、ここはオコイェを残留させた上でトエイナに代わって先発ローテーションに入れる選手を獲得できることが望ましいです。オコイェとの再契約ができれば上位でDTを獲る可能性は低いかもしれません。ただインサイドラッシュはそこそこありましたが、それよりも昨年はランをいつもより出された感もあるので(それでもリーグ5位ですが)、サイズの大きいランスタッファー的なDTもニーズです。

メルトン、パイア、オコイェでまわすローテーションに大きい不満はありません。後は層の厚さですね。DLのフォーカスはDTよりもDEかもしれません。