ベアーズがアーラッカーと再契約しないことを発表。
ベアーズの発表では両サイドが合意という話としているものの、アーラッカー側から言わせると交渉ではなく、この契約でなければサインしない、という態度だったようで、一方的な交渉決裂だった模様。

アーラッカーは「オファーではなく、最終通告だった」と表現しています。「まだ自分はそれなりの選手であると思っている。これは侮辱的だし、ビンタを喰らったようだ」と話しています。

とは言うものの、長くお世話になったフランチャイズに対しては悪い感情は持っていないとコメントし、チームメイトと今後一緒にプレーできないことを寂しく思っているようです。

最初から妙にアーラッカーを持ち上げている感じがちょっと怪しいなとは思っていましたし、実際に年齢を重ねてリスクが大きくなることは確かです。昨年は2011年シーズンの怪我をひきずっていたこともあるので、完治に近くなる2013年は結構いいパフォーマンスをするのではとも思っています。が、年齢的に怪我をしやすく、回復も遅くなるのも事実で、このままずるずるひきずるよりはヘッドコーチが変わったこのタイミングで袂を分かつのも決断としては正しいのではと思います。

元々サインをする気が無かったならローチを他に流してしまった理由が正直理解できませんが、これまで動きとしては的確な対処をしてきたエメリーさんなので、LBのポジションに関してもそれなりにプランがあるんでしょう。というかそれを信じるしかありません。

これまでカウボーイズ、ヴァイキングス、カーディナルスなどがコンタクトしているようで、本人は「勝つチャンスがあるチームに行きたい。」とコメントしており、めぼしいチームからのオファーがなければこのまま引退ということもあるのかもしれません。ただし現時点では本人はやる気です。個人的には他の色のジャージに袖を通したアーラッカーを見たくないというのが正直な気持ちですが。

とにかくジャージの売り上げでも常に上位だった54番が去るのはひとつの時代が終わったな、と感じます。残されたどの選手がリーダーとしてやっていってくれるのか楽しみもありますが、とにかくベアーズとしてやってくれたこの13シーズンに感謝したいと思います。

ありがとう、そしてさようなら54番!