ダラダラしている間にGBもオフシーズンに入っちゃいました。
遅ればせながら皆様あけましておめでとうございます。本年も継続して細く長く適当にやっていく所存ですので、よろしくお願いいたします。

さてさて、シンガポールに帰国して明日から仕事。現実に戻る前にちょっとカバーしておかなければいけないことをいくつか。

FA選手の複数年契約がいくつかまとまりました。

ジェイ・カトラー:7年契約$126.8M
マット・スローソン:4年契約$12.8M
ティム・ジェニングス:4年契約$22.8M

キャップの情報は
ココが詳しいです。

お金のことで重要なのは下記の点。
 - この3人で2014年のキャップ$30.5Mを一気に使った。
 - 現時点で(上記リンク先の情報)2014年のキャップは$112.8Mを使用済み。
 - ってことで残り$20Mぐらい。
 - うち、ペッパーズのキャップが2014年は約$18.2Mで、解雇すると$9.8Mをセーブできる。
 - カトラーの契約はベース→サイニングボーナスの自動移行が出来る。

この自動移行ってやつですが、例えば今年の$22.5Mの一部をサイニングボーナスにすることで、各年に振り分けてキャップを空けることが出来る条項です。極端な話、$22.5M全部をサイニングボーナスにすると、2014年のキャップが$22.5から約$3.21Mに激減します。まあ、その分2015年以降の6年間に配分されてしまうので、後でやりくりが大変になりますが。

なので、$30.5Mを一気に使ったものの、まあその辺はあとからどうにでもなる契約になっているということです。

さて、お金の話はこのぐらいにして、肝心の選手に関してコメントです。

QBジェイ・カトラー
最悪フランチャイズタグは貼ると思っていたので、FAに流出することは無いだろうと思っていました。本人も子供の時からベアーズファンということで、残りたい意思が強かったですし、今年一気に周りの武器が増えて自分の理想の環境になっていることもあり、自らも「どんなQBでもここでプレーしたいよ」とコメントするほど。少なくともカトラー側は金額的なところではそれほど固執している様子はありませんでした。

エメリーさんもプレスカンファレンスで言っていましたが、3rdダウン、Q4での強さが際立った今年は評価をあげれるし、彼のおかげで勝てる、という試合を作れるQBだと評価しています。リーダーシップ面でも成長を見せているし、かなりべた褒めといった感じ。現在のコーチ陣との相性も非常にいいという点も挙げていました。

個人的にもこの契約は賛成です。最近人間的な成長が見られる一方、タフな精神力を持った(図太い)選手でもあります。プレスカンファレンスでのスローソンのコメントですが、「ジェイはタフなリーダーだ。QBって腰抜けもいたりするんだけどなw」(ジェッツの誰かさんのこと?)なんてことも言っていましたし、彼らからそういうコメントをもらうと言う点はプラスに見るべきでしょう。

コロコロとOCが変わっていたここ最近ですが、1年目で大きな飛躍を見せたトレストマンのオフェンスで大きく開花する2年目が見れそうです。7年の契約を満了できるか分かりませんが、これから少なくとも数年はカトラーでチャンピオンを勝つ、という形でチームを作っていくことになります。


OGマット・スローソン
ジェッツから獲得した際に、「長期契約を視野に入れた上での単年契約だ」とエメリーさんに言われたようで、今年の活躍で4年契約を手にすることになりました。カトラーも「カイル(ロング)が彼から学ぶことは大きく、リーダーとして欠かせないし、グループにNastinessを持ち込んでくれている」と評価しています。ちなみにこのNastinessは個人的にOLを表現する時には訳しづらい単語です。プレースタイルとして、DLの選手を最後まで地面をなめさせるといったようなプレースタイルと言う感じでしょうか。この使われ方は当然褒め言葉です。いずれにせよ「シカゴが気に入っている」と言っているスローソンですし、OLの一角を長く担ってほしいものです。


CBティム・ジェニングス
正直なところ、ここまでの契約をしちゃいますか?というのが私の印象です。ただ、エメリーさんは昨年からのINTの数を含め、Big Playができる選手の一人と評価しています。背が低い割にはカバー能力も低くないと思いますが、新しいリーダーとしての評価という点もあるのかもしれません。この契約をしてしまうとティルマンの契約はまとめにくいでしょう。ティルマンが単年契約に甘んじてチームに残るのか、新天地を探すのかは本人次第という形になってきました。大好きな選手なので、残ってほしい気持ちはあるのですが、「チームを若返らせる」宣言しているエメリーさんですんで、残留の目は薄いかな、と思っています。

とはいえキーになるCBのひとりを契約したのはさすが、といったところ。今年は少し減りましたが、来年はまたINT量産に期待しましょう。


現時点ではコーチ陣の去就は明らかになっていません。オフェンスはどこかのチームが昇格扱いのコーチングポジションを用意してお願いしてこない限り、誰かが抜けることは無いと思いますが、問題はディフェンス。タッカーDCも去就が気になります。

トレストマンHCも特にひどかったPHI戦をもう一度細かく分析して、何が問題だったのか感情抜きで評価したいと話していました。解雇は無いんじゃないかなと個人的には思いますが、「怪我はNFLにつきもの」「感情抜きで評価したい」というコメントを加味すると、タッカーDCが一年で解雇される、というのも可能性としてゼロではないと思います。

ただしタッカーDCは選手からの信頼を得ており、「HCとしての仕事が無い限りいてほしい」というコメントも出ているほどです。信頼を勝ち取っていると評価された上で怪我の影響が大きすぎたという温情が出れば、後1年様子を見ることになるんじゃないかと思います。


<マクレリンの行く末>
4-3DEとして使われていたマクレリンですが、すでにこのプランは失敗とエメリーさんが基本認めています。3-4に移行してOLBとして使うかどうかは分からないものの、色々分析・評価した上で決断をするとトレストマンHCはコメントしています。エメリーさんは「ジェイソン・バビンなんかも花咲くまで時間がかかった」と言い訳じみたコメントをしていますが、才能がある(はずの)2012年ドラフト1巡目のマクレリンが3年目でもパッとしないとなると、ちょっとエメリーさんのスカウティングの履歴にケチがつくことになりそうです。


タッカーDC、マクレリンも含めディフェンスをどうやって立て直すのかがエメリーさんのオフの主題になりそうです。ボチボチ私も考えをまとめてブログにしたいと思います。