こちらも大幅アップグレードしたOLの振り返り。
ベアーズオフェンスの躍進はこのOLのおかげと断言できるほどの安定ぶりだった2013年シーズン。

下は試合の出場回数(GP)と先発回数(GS)。

No

Name

GP

GS

#60

タイラー・ボグス

1

0

#63

ロベルト・ガルザ

16

16

#68

マット・スローソン

16

16

#75

カイル・ロング

16

16

#62

エベン・ブリトン

13

4

#67

ジョーダン・ミルズ

16

16

#79

ジョナサン・スコット

0

0

#78

ジェームス・ブラウン

0

0

#74

ジャーモン・ブシュロッド

16

16

#76

ジョー・ロング

0

0



何が大きいって先発の5人が16試合全て先発したこと。まだガルザはFAなので契約していませんが、連れ戻すのであれば来年も同じ面子になります。これは大きい。

ガルザ以外は全て入れ替えになった2013シーズンでしたが、FAで補強した左サイド、ドラフトで補強した右サイド全てがヒット。エメリーのオフェンスの選手のスカウト眼は本当に優れています。

1巡目のカイル・ロングはルーキーながら代替とはいえプロボウルにも出場。今年のOLのよさを物語っています。すぐ隣のルーキー、ミルズも、正直一番サプライズと言えるほどの安定振り。右サイドはウェブになると思っていましたが、あっさり抜いた挙句にこの安定感。

そして正直ブシュロッドの獲得は懐疑的でしたが、彼のおかげでブラインドサイドが飛躍的によくなりました。ウェブで十分と思っていた私がおバカでした。

両サイドがこれだけ安定した上にインサイドもロング、スローソンという二人の熱い選手がガルザの両脇を固めて、ランゲームも向上しました。ロングのドラフトは面白いと思っていましたが、ここまで当たるとは思っていませんでした。まだまだスーなんかを相手にすると苦労はしていますが、これからまだまだ伸びるでしょうから、プロボウル常連になる予感たっぷりです。

オフの動きはまずDepth要員だった連中をそのまま引き止めるのかどうかと言う点。ブリトンは半ば先発要員的な使い方でしたし、引き止めたいところですが、それなりの安定感をみせたことで複数年で契約をもらえるチームに移る可能性は高くなりました。OTスコットも引き止めてもいいでしょう。同じくOTのブラウンも補欠要員としてはいいんでしょうが、プライオリティは余り高くありません。システムを知っているという点で引き止める価値はありそうです。

一番重要なのはCのポジション。ガルザに提示しているのかいないのかも分かりませんが、契約をしていないところをみると、もしかしたら提示していないのかもしれません。あるいは条件を低く突きつけているか。年齢が年齢ですし、他のチームから簡単に引っ張られるとは思いませんが、扱いは難しいところ。このポジションは他が安定しているだけに、ドラフト3、4巡あたりで補強も考えられます。

ただ上位はディフェンスで使いたいはずなので、ガルザに後もうちょっと頑張ってもらう筋書きだと思うんですが、果たしてどうなるか。

いずれにしても44だった被サック数を30にまで押し下げ、フォーテイのラッシュも1094ydから1339ydに伸ばした(キャリー数も増えてますけど)OL陣は1年で強みに変わりました。契約状況から見ても来年も継続して強みとして存在感を見せてくれるでしょう。これを演出したOC/OLコーチのアーロン・クローマーさんの手腕は見事。もちろんトレストマンHCの功績でもあるでしょう。来シーズンは更に爆発力のあるオフェンスに期待したいです。