ちょっとアップが遅くなりましたが。
各ラウンドの選手を紹介していきます。

2巡目56位:Cody Whitehair, OG, Kansas State
OGコディ・ホワイトヘア(カンザス州立大)

このピックまでに下記のトレードが成立し、4巡目を二つゲットします。
ベアーズ:2巡目41位 <=> BUF:2巡目49位+4巡目117位
ベアーズ:2巡目49位 <=> SEA:2巡目56位+4巡目124位
 
4巡目はフロイドを11位から9位に上げるために使ったため、ここで二つゲットは大きなプラスとなりました。

さて、肝心な選手評ですが、CBS Sportsの評価ではOGで1位。ここ2年はOTをこなしており、色々なポジションをできる非常にOLとしては優秀な選手。50試合先発しており、All Big-12にも選出されています。自信はOGを希望しているようなので、そちらに落ち着くことが考えられます。評価を見る限りタフで真面目な性格のようなので、 すぐに戦力となりそうな感じです。基本的にはこの獲得がキーになっていると思われますが、スローソンをドラフト後に解雇しましたので、そうなってくれないと困る、という面もあります。


3巡目72位:Jonathan Bullard, DT, Florida
DTジョナサン・ブラード(フロリダ大)

こちらはトレードせずにピックとなりました。サイトによってDTとDEのリストが混在していますが、3-4DEというのがもっぱらの評価のようです。ラン対応もできそうな選手ですので、ファンジオさんの欲しい人材をここでまた獲得したという感じです。

逆を言えば3-4スキームでDLを現状11人抱えており、明らかな人数過多ですが、フロントの重要性を考えれば、このぐらいの競争と厚みがあってもいいのかもしれません。エメリーさんのピックであるサットン、ファーガソンは危機感を募らせる必要がありそうです。


4巡目113位: Nick Kwiatkoski, ILB, West Virginia
ILBニック・クイカウスキー(ウェストバージニア大)

3日目でいきなりトレードをかまします。
ベアーズ:4巡目117位+6巡目206位 <=> LA:4巡目113位 

ラムズの位置にあがるのにトレードアップ。ここでILBの名前読めない選手クイカウスキーを獲得(ツイッター上でQuit-cow-ski)と解説がありましたので、Quitのtをほぼサイレンスとみなし、クイカウスキーと表記します。

CBS SportsではILBではなくOLBで表記されています。高校ではRB、Sを経験している選手だそうです。インサイドに移ってタックルでチーム1位になり、ホームを見つけた、と表現されています。Sからの移行ということでアーラッカーを想像させますが、4巡目の選手にそれを望んではちと酷というもの。まずはスペシャルチームからの道筋が妥当というものでしょう。


4巡目124位:Deon Bush, S, Miami
Sディオン・ブッシュ(マイアミ大)
 
SEAから獲得したピックで選んだのがSブッシュ。ヘルメット狙いのタックルで退場をくらっている経験もある選手です。 Sとしては理想的なサイズとタックル能力もいいようです。退場になるようなタックルをしたとはいえ素行に問題のありそうな顔つきでもなく、タックルによる怪我などそちらの方が心配かもしれません。


4巡目127位:Dieondre' Hall, CB, Northern Iowa 
CBディアンドレ・ホール(ノーザンアイオワ大) 

私も気づいていなかったのですが、これがペイスGM初のメジャー大学以外からのピックだそうです。動画を一部見る限りプレーに対して非常にアウェアネスが高く、タックルもしっかりしている印象です。CBSではFSでランキングに入っていますが、ブッシュより高い評価になっていました。Pick6も4度記録しており、 プレーメーカーとしても期待できます。NFLではFSとしての評価という感じがあるようですが、スペシャルチームでの活躍も期待できそうな選手です。


5巡目150位:Jordan Howard, RB, Indiana
RBジョーダン・ハワード(インディアナ大)

5巡目でいいRBを取りました。 突進型のパワーランナーです。ランフォードと合わせるにはちょうどいい感じのRBです。足腰の強さが印象的で、個人的にはNo.1にもなれる資質はありそうな感じがします。まあミシガン大との一戦の動画は彼のベストなので、そういう意味で多少インフレ感が出てしまう動画ではありますが。



とにかくディフェンスの立て直しが重要なところでドラフト的にもバランスのいいピックができている印象です。意外と時間がかかるので、UDFAも含めて6巡目以降はまた後でw。