記事を書いてないのにアクセスが増えるとは有り難い事です。
色々動きもありましたんで、振り返っていきます。

ジェイ・カトラーついに解雇

本人がリクエストしたようですが、解雇となりました。8シーズンという長い間やってもらったものの、消化不良のシーズンが続きました。ここ2、3年は彼に期待をしていなかったので、早く辞めてほしかったというのが本音でした。エメリーが延長した時はマジか、というのが正直な感想。実際ペイス政権下で負の遺産となっていたのは明らか。今年のキャップヒットが2Mとなり、解雇となりました。トレード相手を探していましたが、カットが既定路線のQBに相手など見つかるはずもなく、解雇に。ここ7シーズンフル出場した経験が無く、怪我にも弱いという評価にもなっているので、どれだけのチームが興味を示すか分かりませんが、このまま引退というのは考えにくいかなと思っています。いずれにしても熊でのキャリアはやっと、、、終えました。お疲れさん。

ジェフリーはPHIへ
正直「単年」という点に驚いたというのが本音ですが、PHIと契約。本人は余り熊に残ることに積極的ではなかった模様。エメリー時代のドラフトピックですから、ペイスも引き留めに熱心ではなかったと思われますし、その理由として、薬物での出場停止、毎年恒例の怪我などの不安要素もあったということでしょう。残念ではありますが、残留組に頑張ってもらうしかないですね。

その他の流出組
ブライアン・ホイヤー⇒SF
ローガン・ポールセン⇒SF
コーネリアス・ワシントン⇒DET

ホイヤーは怪我までよくやってくれました。リーグでの評価は決して低くないホイヤーはサクッとSFへ。カイル人脈でしょうね。ブラウンズ時代に一緒にやっとります。

ワシントンはNFLのリストに載ってなかったんですが、DETへ。ジョージア大時代のチームメイト、スタフォードと合流することに。


新しい熊たちのニュースです。


マイク・グレノン獲得。先発QBへ

多くのベアーズファンはエキサイティングなニュースと捉えてないですが、私としてはカトラーと別れることができたことの喜びは結構強く、グレノン程度と言っては語弊があるが、背が高く、若く、肩もあり、堅実な印象のあるグレノンの方が チームにとってプラスだと思っています。周囲のチームメンバーに関してポジティブに感じている事、システムフィットを感じていることがシカゴに来た大きな理由とのこと。こういうコメントから成功への貪欲さを感じます。ペイス談ですが、関わることになるスタッフの顔と名前のリストを送ってほしいとリクエストしたとのこと。こうしたステップは彼の誠実さを物語る非常にポジティブなサインでしょう。こういうキャラは成功してほしいと思います。ちなみに2013年ドラフトクラスの顔ランキングで1位にしているため、これの良し悪しを証明してくれる年になるでしょう。ある意味面白い展開です。しかしこの年のQBクラスは本当に酷いですね、、、。


王子と田夫
たまたまとはいえなんですかこの組み合わせは。建て直しが必要なセコンダリーに確実に手を付けてきました。アムカマラは全体19番目でNYGにピックされた選手ですが、ログを見る限り怪我に悩まされている感は否めません。6年のキャリアの内1年しかフル出場してません。とはいえ1巡目の素質は期待されます。デンプスは昨年6INTとキャリア最高の記録を出しています。とにかくターンオーバーが少なかった熊において、ビッグプレーは期待されるところ。ベテランの存在という意味でも非常にいい獲得です。

地味キャラシムズ
なんかどこかで、、、と思ったらシムズも顔評価してました。ビッグネームじゃありませんが、TEのこういうキャラ結構好きです。顔評価時にも書いた通り、元祖地味TEのデズ・クラークを思い出します。ハイライトを見ると頑丈な印象はありますね。LB経験もあるようなので、さもありなん、というところ。意外にナイスサイニングということになりそう。


WR補強
ジェフリーが流出したことでWRはニーズになりました。まず埋めてきたのがPITのウィートン。No.1という事ではありませんが、層としては厚くなったと言えるでしょう。その前にルーベン・ランドルも入れていて、頭数だけは一流です。WRの上位ドラフトもあり得ない話じゃないかも。

 

ペイスさんはドラフト前にニーズになっているポジションを確実にFAで埋める作業をします。その上でドラフトに臨むので、ドラフトの方針はBPA(Best Player Available)の色合いが濃いです。早い段階でニーズポジションだったQB、DB、TE、WRといったところを埋めています。本当はBUFのギルモアを獲りたかったでしょうが、NEにさらわれました。そりゃチャンピオンチームがいいよね。

熊はここの所不振続きで選手は遠ざかっているのに加え、ペイス・フォックス政権は今年が崖っぷちということで、不安定なチームに入りたくないという本音もあるのであろうと考えます。その中でできる補強はしているというところでしょうね。キャップスペースが結構空いているので、まだ補強があると思いますが、ニュース自体はゆっくりになっていくでしょう。