おそらく温かく迎えられるであろうラビーさんがHOUのHCとしてソルジャーフィールドに帰ってくる。
うちの愛犬の名前のもとにもなったHCであり、私も敬愛しているコーチの1人である。2006年シーズンにはSB進出も果たし、GB戦に勝つことを至上命題としていたコーチである。

解雇時の最後の成績は10勝6敗という、非常に良い成績ではあったがプレーオフは逃しており、今後の伸びも期待できないということで解雇につながってしまった。

当時のファンからは解雇の声もあったものの、この成績で解雇なのか、という感じだったのは覚えてい る。(2013年当時のブログ記事はこちら)しかしまあ、もう9年も前の話になるのか、、、しかしまあよく続いてますねこのブログ(笑)

さて、前置きが長くなりました。そんなラビーさんを迎えてのHOUとの一戦。怪我人を見てみます。

<熊>
Out::Sクルシャンク(ハム)、LBアダムス(ハム)、TEグリフィン(アキレス腱)
Doubtful:WRジョーンズ(ハム)
Questionable:CBジョンソン(大腿四頭筋)、LBスミス(臀部)


<牛>
Out:TEジョーダン(足首)、CBヤドム(大腿)、OTデキュラス(足首)
Questionable:DTコリンズ(膝)、TEブラウン(肩)、DLヒニッシュ(足)


熊サイドはLBアダムスがOut決定な上にRoqもQの状態。LB陣が傷んでるこの状態だと、UDFAで期待が高いサンボーンの登場となるか。JJ33に関してはちょっと欠場されちゃうと困るので、何とか出場にこぎつけてほしい。

テキサンズに関してはTEが薄め。コリンズの欠場いかんではDLも少し薄くなるか。それ以外は2番手級なので、大きな問題はなさげ。


<みどころ>
何と言っても古巣相手にラビーさんがどういった試合をみせるのか、というところだが、スタイルは当時と変わっておらず、ランとディフェンス中心の組み立て。ランディフェンスに課題を持っている熊D#としても、ここは止めなければいけない試合。

HOUはルーキーRBのピアースを多用してくるだろう。ここまでピアースは2試合合計102ydだが、これを超えられるようなパフォーマンスなんかされないようにしてもらいたい。特に先週がアレだったんで。

逆に先週の流れをそのまま持ち込みたいのがこちらのRBモンゴメさん。陸を攻めた上でフィールズの機動力を活かしつつ、やはり今週はパスオフェンスも期待したい。

首長族の方はまあなんというか平均的な感じのQBという印象なので、そこまで恐怖はないが、今週もゴードンとかヴィルドーあたり狙われちゃったりするのか。特にゴードンはクイックに学んでビッグプレーを期待したいところ。ただ、ポケットアウェアネスが高いQBという印象じゃないので、場合によってはサック量産ということもあるかもしれん。

昨年のサックリーダーであり熊の年間サック記録保持者のクイン、今年好調のギプソン、ルーキーのロビンソン、まだサックなしだがいい動きを見せているムハメドも含め、パスラッシュでサック祭りに期待したい。そのためには当然ランを止めるのが大前提となるが。

先週は勝敗の観点からGB相手は厳しいというポイントを指摘したが、今週の相手も未勝利のチームだけに、なんとしても勝ち星を取りたい、そしてラビーさんの古巣をギャフンと言わせたい、という気持ちを選手たちが持つと、結構厳しい戦いにはなってきそう。

しかしながら先週GBに苦杯を舐めさせられた熊陣営も同等かそれ以上にやってやるという気持ちは強いはずだし、ホームで恥ずかしい試合はできない。そういう意味では状況は熊に優位といえる。あとはタレントとコーチングの差でどういう結果となるか。

スタイルが似たチームの対決だけにロースコアな試合が予想されるが、フィールズが爆発するような試合になると、もしかすると一方的な試合になる可能性もあるかもしれない。

ラビーさんは恩返しとして黒星を献上してテキサスに帰ってもらおう。

Bear Down!